妊娠初期、最大の難関はつわりという方も多いのではないでしょうか。
つわりは個人差が大きいので、記事にするかどうかずっと迷っていましたが、誰かの助けになるかもしれないとまとめることにしました。
今回は、つわり中に助けられたドリンクについてまとめます。

妊婦にカフェインはなんでダメ!? 一日の目安摂取量は?

妊娠がわかって気を付けることのひとつが、口にする食べものや飲ものの選び方。
生魚や生卵などの生ものを控えることが有名ですよね。
飲みものも、お酒は厳禁。アルコールだけでなく、気をつけないといけないのがカフェインのこと。
WHOは、妊婦はカフェインの摂取量を一日300mg以下を推奨しています。
だいたい、コーヒー2杯といったところでしょうか。

過剰なカフェイン摂取は、流産や新生児の低体重リスクに繋がることもあるそう。
ただし、カフェインの影響は個人差があるので、検診のときに先生に聞いてみるのをおすすめします。


私はアルコールは苦手なので、お酒を飲まないことは辛くありませんでしたが、カフェインを控えることは本当に大変でした。
妊娠がわかる前は、食事には緑茶や玄米茶、ウーロン茶など、お茶類を合わせることが多く、仕事の合間にはコーヒーが欠かせない日々。
食事や移動中の水分補給はお茶。デスクワークの日はカフェオレを4〜5杯は飲むような生活だったのです(苦笑)。

とはいえ、初めての妊娠。赤ちゃんに影響があってはいけないと、カフェインを控える生活へとシフト。
同時につわりが始まったので、毎日変わる味覚とともに、これだ!という自分なりのドリンクが決まりました。
今回は、妊娠中に何度も何度もリピートしたドリンクをご紹介します。

つわりを一緒に乗り切ったドリンク3選!

カフェインゼロで安心。食事中もゴクゴク飲める緑茶

緑茶を常飲されている人って多いのではないでしょうか?
私はそのひとりで、ペットボトル飲料を買うときは、カテキンが濃いめの緑茶を選ぶくらい濃いお茶ラバーでした。
それは今もですが、授乳中なのでそれも控える日々。

最初のうちは、カフェインが含まれない麦茶などを選んでいましたが、つわりで麦茶の香りがダメに…。
水を飲めばいいのですが、水も気持ち悪いと感じてしまう日々が続き、どうしたらいいものかと半泣きでネットサーフィンする日々を過ごしました。
そんなとき、あの緑茶ブランド「生茶」からカフェインレスの緑茶が出ていることを知ったのです。

カフェインレスの緑茶っておいしくないんじゃ?って思うじゃないですか。正直、私は全く期待していませんでした(笑)。
でも、いい意味で期待を裏切られたのがこの「キリン 生茶 カフェインゼロ」でした。

香りや味わいはしっかりと緑茶。一般的な緑茶と比べると、後味は少し物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、ほとんど遜色ありません。
近所のスーパーでは見かけなかったので、私はもっぱらAmazon頼みに。定期配送にすれば5%オフになるので、1カ月に一度届くように購入していました。
ただし、つわり中に緑茶ブームがきたときは、2週間に1度の配送に。一日2〜3本飲んでいましたが、カフェインゼロなのでストレスフリー。

妊娠中はもちろん、産後もしばらくは定期配送で注文をするほど、産前産後にお世話になった飲みものです。

総合評価 :5.0

緑茶の香り、味わい、後味をカフェインゼロで楽しめる。
国産茶葉を使用しているところも安心。

メリット
  • おいしいのにカフェインゼロ。
    すっきりした味わいで食事に合う。
デメリット
  • 430mlと容量が少ない。

食べられないときでも栄養補給できる、イオンウォーター

つわりが始まったのは7週目を迎えた頃。私の場合は、吐きつわりではなかったのがいちばん安心しました。
(個人的に、吐くという行為がものすごく苦手なんです。。。)

ではどういうつわりだったかというと、常に乗りもの酔いをしている感じ、といえば伝わるのかな。
気持ち悪い状態がずっと続いて、吐くに吐けない感じ。
2月の中頃から始まって、つわりが終わった!と感じられたのは7月の頭。4カ月と少し、波はありましたが、いつも「気持ち悪いー」と言っていました(涙)。

いちばん辛かったのは、2月の終わりから4月終わりの頃。昨日食べられたのに今日は無理!ということも多々。ほんとうにつわりって不思議な現象ですよね。
食べないのも気持ち悪いので、フルーツやヨーグルト、アイス、揚げもの(妊娠の定番ですねw)などをローテーションしていましたが、夕方からはほぼ食べられない期間でもありました。

常に食べたいものが変わるので、夕方にスーパーに行く夫。夕方〜夜は特に食べたくない時間だったので、フルーツやヨーグルトを数口だけ。あとはひたすら寝て過ごしていましたが、喉は乾く。でも、水は嫌。食べていないから少しでもエネルギーになるものを試したのが、「イオンウォーター」です。

風邪をひくと、「イオンウォーター」が定番だった私。つわりの軽減に効果のある栄養素を調べていたところ、マグネシウムかカリウムが効果的というクチコミを発見。
「イオンウォーター」には、マグネシウムもカリウムも含まれているので、個人的にはとても相性のいい飲みものだと思います。

実際、夕方の起き上がれないほど気持ち悪い時間帯は、イオンウォーターを飲んで寝てしまうことがほとんどでした。食べないといけないことはわかっていても、食べたくない。それなら、つらい期間はこれでミネラルだけは摂取してしまおうと思っていました。

つわりのひどい期間が終わると、パタリと飲みたいとは思わなくなって、大量に購入した在庫が(笑)。定期便で注文していたので、2箱はストックがある状態でした。いずれ飲むだろうと放置していたけど、再び活躍してくれたのは、出産のときの入院のとき。無痛分娩で固形物が食べられないとき、水とイオンウォーターで乗り切ったのもいい思い出です。

総合評価 :4.0

つわりの軽減に効果がみられるという、マグネシウムとカリウムも入った健康飲料。
ポカリスウェットよりも甘さがすっきりしているので、つわり中もゴクゴク飲めました!
ペットボトルのサイズを選べるのもよき。

メリット
  • 低カロリーで甘さすっきり。
    カラダに必要なイオンを摂取できる。
デメリット
  • お茶や水に比べて値が張る。

朝のコーヒーは、カフェインレスのインスタントを。

妊娠してもコーヒーはやめられなかった私(笑)。コーヒーショップでは、カフェインレスを選べるならそちらを。無理なら1日1杯と決めて飲んでいました。
ただ、家でのコーヒーはカフェインレスを選択。いろんなカフェインレスコーヒーを試しましたが、簡単でおいしかったのが、「お・い・し・いカフェインレスUCC」です。

カフェインレスコーヒーだと物足りないと感じている方は、ぜひ試してみてください!
アカチャンホンポや西松屋などでも手に入ったので、ベビー用品の準備がてら買ってみてもいいかもしれません。

総合評価 :3.0

UCCから出ているカフェインレスコーヒー。
二酸化炭素でカフェインを除去することが、おいしさの秘密だそう。
インスタントだから、すぐに飲めるのもポイント。

メリット
  • インスタントだから簡単に淹れられる。
    コーヒー好きも納得の香りと味。
デメリット
  • 詰め替え用がないので瓶がゴミになる。

個人差があるつわり、最適なものを見つけよう。

今回ご紹介したものは、すべて個人の感想です。
つわりには個人差があるので、私に合っていたとしても、別の方には合わないということもあるでしょう。
ただ、もしも誰かの役に立って、つわりが少しでも安らいだらうれしいです。